5月6日。北海道ブランドのビッグネーム「ファイターズ」からうれしいプレスリリースがあった。
「ファイターズやま部」創部の発表だ。
活動も健康増進、体育向上、環境保全など多様な取り組みが予定されている。
山を活動の場とする我々ガイドにとって大変心強い記事だった。
登山も老若男女幅広く対応することと、これから始められる方々に注目し札幌圏の手軽な山々から事業をスタートし親しみやすい「山登り」で裾野を広げていきたいとのコンセプトがうかがえる。
これからに期待の「ファイターズやま部」だ。
今年度の北海道。外に向かっては「ATWS(アドベンチャートラベルワールドサミット)」
内に向かっては「ファイターズやま部」に注目だ。
ファイターズやま部 公式URL
https://www.fighters.co.jp/news/detail/202300343714.html
「北海道の山の店 秀岳荘」からは鈴木良憲(スズキヨシノリ)ガイド。(写真左)
登山ガイドステージⅡでの入会だ。同社からは4人目の有資格ガイドであり令和5年度現在、同一法人から最多の人材投入となっている。
当会の有資格ガイドを物心両面で支援いただいている「秀岳荘」。人材面でも強力なお力添えをいただいた。
もう一社は「りんゆう観光」。大雪山の入山・下山でお世話になる黒岳ロープウェイの運行会社だ。当会会員も利用にあたっては多大なるご支援をいただいている。
同社からは初の会員だ。白石真介(シライシシンスケ)ガイド。(写真右)登山ガイドステージⅠ。山旅行の分野で企画、添乗で活躍中だ。
有能且つ実績のある会員に恵まれた。
北海道山岳ガイド協会。力ある会員ばかりで組織としての充実度は常に100%だ。市場の期待に応えながらますます精進していきたい。
「山岳レース」については参加者が多い総会付帯事業として先に解説したとおりだ。
選手登録は年を追うごとに増加傾向だ。
秘密はケータリングにある。競技会場にキッチン(熱源・カトラリー等)を持ち込み、レース後に事務局謹製「熱々おでん・海鮮鍋・ふろふき大根+冷え冷えビール」でランチとして20年近く展開してきた。(・・ここ3年はコロナでお休みだった。)
今年度、本会創立30周年を節目にケータリング担当を新たに選任することとなった。
=佐藤瑞希ガイド=だ。北海道山岳ガイド協会公認「総料理長」だ。
本業界において「アウトドアシェフ」「源流調理人」「野外焚火調理長」の異名を持つ野営料理の達人だ。
もはや伝説レベルのガイドと言っていいだろう。(中華鍋を担いで山入りする登山ガイドは世界的に見ても唯一彼だけだろう。)提供される料理の数々は実に多彩でクオリティーも高い。街場の半端な飲食店はハダシだ。
ミシュランに告げる。「今や三ツ星は深山、源頭に在る。山に行け!」
今回の山岳レースケータリングは、「モツ煮」「牛筋煮込み」「うどん」「エビスビール」、そして「熱燗!」
どれも絶品!!全員日の高いうちから出来上がりだ。その後の総会進行の順調なこと。
来年は芋焼酎もつけちゃおう~。
佐藤総料理長!今後とも宜しく。理事会からは「鉄人」の称号を授与する
本会の通常総会の付帯事業だが会員からは総会より注目されている。
有事を想定した要救助者の発見・救助・収容・搬送などの技術をチーム制の競技形式で客観的な視点から採点をし、数値化しながら順位を決定していく。
各タスクの出来不出来もジャッジされ分析が行われる。
タスクは毎年大会運営委員長が「有事」を想定し、当日直前の「状況設定・課題・チーム編成」の発表をもってスタートさせる。(大会運営委員長の人となりが露わになる。今年は南極帰りの阿部夕香理事だった・・・。)
各チームには即断即決の瞬発力ある判断や、迅速な行動が求められる。
結構、過酷な行事だが総会参加者の6割から7割が毎回選手登録する。
・・・レース終了後のフィールドでの絶品ケータリング(ビール、熱燗付)と多額の賞金も大きなモチベーションか・・。
ともあれ、有資格プロガイドの本気の競技は手ごたえも見応えもある。
当会伝統の歴史ある恒例行事だ。
いずれ、冬期オリンピック正式種目になるに違いないと信ずる!
実に3年ぶりか・・・。
本会総会の特色は一泊二日で山有り温泉有りで、体力勝負の「技術研修会」に「通常総会」、「エンドレスのド宴会」に翌日の「机上研修会(勉強会)」で構成される。
もちろん会員は出席が義務付けられている。
出欠確認はとるが、欠席回答は許されない。(子息の入園式、入学式は特例で公休が認められている。)
まれに欠席回答がある・・。即、事務局長から直接電話がいく。「欠席だってな。事務局に何か不満でも?」だ。
(ま、今年はコロナの余波もありちょっと柔らかめだったかもしれない。)
会場は定山渓の大型ホテルを指定した。華美な総会となってしまったが丸3年空いてのリアル総会だ。時にはこんなことがあってもいいか・・・。
75%の出席に25%の委任状(遠征隊と公休者)で100%の出席率だ。スゴクない?
会員は会議自体あんまり重要と思っていない。大事なのは山岳レースと称する「技術研修会」、と、「エンドレス・ド宴会」だ。めちゃくちゃ盛り上がる。次報で紹介したい。
あ、そうだ役員改選が承認され新執行部となっている。所属ガイド一覧に掲載したので新体制に注目されたい。
★今年度の議長は佐藤瑞希ガイド。急な指名にも係らずきっちり仕上げた。手練れだ。
冒険の世界で活躍した個人・団体に贈られる「植村直己冒険賞」の2022年度の受賞者に本会所属の登山ガイド野村良太が2月6日、選ばれた。
宗谷岬から襟裳岬まで北海道を東西に分ける分水嶺670㎞の積雪期単独縦走に初めて成功したことが評価された。
いや~、喜ばしい!
これまでの同賞受賞者は錚々たる方々ばかりだ。その中に北海道で業にあるガイドが名を連ねた。自分の事のようにうれしい~。
植村直己冒険賞↓
https://boukenkan.com/category/winner/
有資格ガイド2名体制でサポートだった。
・大塚友記憲ガイド(写真左)と、星野千春ガイド(写真右)だ。
贅沢。豪華。超安心! 北海道の登山・山岳ガイド頑張ってます!
番組内容
旅人は小椋久美子(元バドミントン日本代表)さん。今回は日本海に注ぐ河口をスタートし夏の大雪縦走 大河の恵みとともに生きる人々との出会い、過酷な自然の洗礼。豪雨や大雪渓のトラバース、ヒグマとの遭遇に震え上がる!
秋「日本一早い」と言われる紅葉の鮮やかさに息をのみ、石狩岳の核心部にあるという「最初の一滴」を求めて登山は初体験尽くし。沢登に滝登り・・・「・・もうそろそろ?まだ?」体力も限界近くまできた頃、沢の流れが次第に細くなり、水音が途絶える、
~この近くに最初の一滴が!?~
BSテレ東 https://www.bs-tvtokyo.co.jp/ishikarigawa/
TVH https://www.tv-hokkaido.co.jp/special/ishikarigawagenryukikou/
2023年1月25日 HTB(北海道テレビ)NO MATTER BOARDだ。
(番組)プログラム イントロダクション
雪崩などの危険を伴うため、プロのガイド【中川伸也】に必要な装備や雪面の知識を学ぶ!
昨年実施された『雪崩事故防止セミナー』を受講した模様もOA!
決して気の抜けないアクティビティであることを体感し、いざ最高の斜面へ!
中川伸也の引率のもと、人生も自由なフリースタイラー【大久保勇利】とライディング。
息をのむほどの美しい雪山・・・
誰も滑っていない、自分だけのライン・・・
北海道の至極のシーンを、みなさまへ!!!
【ゲスト】中川伸也(BCガイド・プロスノーボーダー)
【YouTubeスピンオフ~プロガイド中川伸也の『雪崩講習』~はコチラから↓】
https://www.youtube.com/watch?v=cQsVuCyTCZo&t=92s
番組アーカイブはこちら↓
https://www.htb.co.jp/nmb/contents2023/archives.html
年末年始。NHKドキュメンタリーはどうだろう。
12月30日と1月4日で地上波だ。1月21日はBSで。
予告が出た。以下ちょっと長いけどURLで。
https://www.nhk.or.jp/hokkaido/articles/slug-nfa416e1a5e88?yclid=YJAD.1672041678.A85UqWMAAKS0zjwNfUWgKETxpxTs6HB6xgOUE8slvohaYXM_IV8b7D7s_NjEOARPGvADkwubjiSzph8AKf59sRZYdCWbPzJHxvRDDrpz8Mq6a8o3w-vRsTesZjdmNRkPH2xLR_GN3pIV42FsU4_Ia-QzCz3rmQcjaGB1dyD7iILLe0WBnULgqnpFxdh9r0qYzg&yj_r=b0
冬期の北海道分水嶺670㎞。超人だな。いや、イカレテいると言った方がいいかもしれない。
講演会もアル!2月5日18:30から「かでる2・7」だ。QRコードで申し込みできる。問い合わせはりんゆう観光011-711-7106。
≪満席御礼≫
1月27日現在。500席全席が予約で埋まりました。申込受付終了となっておりますのでご了承ください。
北海道新聞(道新)発行の「さっぽろ10区(さっぽろトーク)」で奈良ガイドの街場での活動が注目されている。
「本気で文化を楽しむ人の夜会」なる活動だ。「夜会」の響きがなんだかドキドキだ。
FB、またはサッポロッジで検索されたい。
NHKでは森下ガイドだ。旭岳のガイドで「WILD HOKKAIDO」で頑張ってるところが放映された。山泊まりでのガイドなので荷物がま~デカい。写真が後ろ姿で申し訳ない。
ガイドのポテンシャルの高さが確認できる画像である。詳細は動画で!
樋口顧問は南極越冬隊長で産経WEBの取材に応えている。二度目の越冬隊長職だ。その前にも二度の越冬隊員での赴任実績がある。
今月、各社の報道でも観測船しらせの南極到達が報じられている。ここから1年半の活動となる。無事に帰還されることを祈念したい。
それぞれ詳しくは所属ガイド一覧の個人プロフィールに事務局INFOとしてUPしている。是非そちらを参照されたい。