北海道山岳ガイド協会 アルバム

2006年10月3日 登山の日ボランティア 黒岳石室修繕資材担ぎ上げ

「黒岳石室 日頃お世話になってます。」

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10月3日「登山の日」を記念して、当会では公益に資する事業なんかやろう!と4月の総会時、出席ガイドの総意で決定をしました。
今年度の事業については北海道森林管理局さんにご相談申し上げました。
「当会、金はないけど山には登れる!なんかできることありますか?」の問いに、でるはでるはてんこ盛りにでました。そんな中で時期的なもの、緊急を要するものを勘案して今年度は上川中部森林管理署さんの「黒岳石室修繕資材担ぎ上げ」に決定しました。
タイトルは、
平成18年度 北海道山岳ガイド協会 10月3日 登山の日ボランティア
黒岳石室修繕資材担ぎ上げ
「黒岳石室 日頃お世話になってます。」
です。
サブタイトルもつけました。
「雨天順延無し!雨でも嵐でも、吹雪でも必ず揚げます山岳ガイド!」

その奮闘振りを画像でご覧下さい。
≪当日次第≫
10:00 黒岳ロープウエイ駐車場集合・受付 (事務局)
10:05 事業委員長挨拶 (川越会長)           
上川中部森林管理署長挨拶(署長:今井様)   
上川町産業経済課長挨拶 (課長:榎本様)    
りんゆう観光(株)層雲峡事業所長挨拶(所長:佐々木様)
10:15 作業監督から黒岳概況報告・注意事項 (酒井理事)
10:20 各自担ぎ上げ資材選択・準備 (各自)
10:30 出発
11:10 リフト終点・登山開始
13:00 石室到着・資材搬入完了 昼食各自
14:00 下山開始
15:30 黒岳ロープウエイP 下山完了              
副事業委員長終了挨拶 (大橋理事)              
解散(黒岳の湯:入浴券の用意あり:事務局)
事業名
「黒岳石室 日頃お世話になってます。」

実施日時

平成18年10月3日 10:00〜15:30

実施場所

層雲峡 黒岳ロープウエイP〜石室

事業内容

1、上川中部森林管理署の要請による石室修繕資材担ぎ上げ。
2、上川町の要請による登山道保全の為の土嚢袋担ぎ上げ。

担ぎ上げ資材の目録:
 (上川中部森林管理署供給)
 ・石室床板木材 1.8mx21cmx2.5cm 100枚(総重量700kg)
 ・石垣修繕用セメント 10kg入り10袋(総重量100kg)
 (上川町産業経済課供給)
 ・登山道保全用土嚢袋 100枚 重量不明
---容赦なく来ました!---

当日全道各地から参集したプロガイドは22名。ガイドの卵2名。計24名。
みんなガイド登山の合間を縫って駆けつけてくれました。
年齢構成は下は23歳から上は73歳。男性19名、女性6名。文字通りの老若男女の構成で総重量800kg越える資材を上げました。


北海道森林管理局
上川中部森林管理署
今井署長

上川町役場
産業経済課
榎本課長

りんゆう観光(株)
層雲峡事業所
佐々木所長

今井署長:「ちょっと多かったかな?みんな頑張ってね。」
---さすが森林管理署、野外用の制服。山では威圧感があるな。そう思うのは私だけ?---

榎本課長:「森林管理局さんに後乗りしちゃった。土嚢袋も一緒によろしく〜。」(当初これは予定になかった。おそるべし上川町役場!)
---この出で立ちを見よ!役場の課長職は、世を忍ぶ仮の姿とお見受けした。---

佐々木所長:「ロープウエイ臨時便出すから、頑張るんだヨ!」
---我ら山岳ガイドの良き理解者であり、支援者、守護神。これからもよろしくお願いします。---


左より、
副事業委員長:大橋理事(マウンテック大橋代表)
作業監督:酒井理事(札幌山岳ガイドセンター代表)
事業委員長:川越会長(HAS代表)


左より、
佐藤佑君・村山諭君
(北海道エコ・コミュニケーション専門学校山岳コース学生)


当会、川越会長:
「みんな気合入れてくゾー。」
激励のご挨拶が身にしみる。
(写真上左)

背負子にくくりつける材をご覧下さい。(1枚平均約7kg)
北海道エコ・コミュニケーション専門学校山岳コースの学生2名は、完全なボランティアで来てくれて、しかもこの後、本日の最大重量8枚を担ぎ上げた。
(写真上右)

菊池泰子ガイド(ノマド)
「ホントは木材組だったのに、いつのまにかちゃっかり女性班に入ってる。」

小早川達也ガイド
(大雪山トレッキングデスク代表)
「材の重みに加えて糠平代表の重責を担って参加。」

手前)栃内譲ガイド(秀岳荘)
「冬のセールをほったらかして参加。」
その後ろ)今井晋ガイド(ムーンフラワー)

左)
大橋政樹ガイド(マウンテック大橋代表)
右)
佐藤範育ガイド(デナリプロジェクト代表)

右手前)日本アルパインガイド協会からの助っ人・石坂博文ガイド(ノマド)
左後)川越昭夫ガイド(HAS代表)


右手前)菅原肇さん(HAS)
中央奥)酒井和則ガイド
(札幌山岳ガイドセンター代表)
左)阿波徹ガイド
(アルパインサポートシステム代表)


左)佐藤克實ガイド(HAS)
右)小早川達也ガイド
(大雪山トレッキングデスク代表)
(写真上2段)背負子にくくりつけた材を背負って、そしてロープウエイへ。各自、抱えている材にご注目ください。

阿波徹ガイド
(アルパインサポートシステム代表)

左)酒井和則ガイド
(札幌山岳ガイドセンター代表)
右)阿部夕香ガイド
(札幌山岳ガイドセンター)

辻野治子ガイド
「セメント20kg+3人分の個人装備を搬送している。多分30kgオーバー。女性ながら多くの海外遠征実績を持つ本格派。」

(写真上3枚)重たい木材と一緒に、豪華!貸切ロープウエイに搭乗。 人と荷物で満員。


前)小田克大ガイド(ノマド)
「最大重量担ぎ上げ組の1人。」
後)越後谷彰ガイド(アルパインステージ代表)
左)菊池泰子ガイド(ノマド)
中央)越後谷彰ガイド(アルパインステージ代表)
右後ろ)栃内譲ガイド(秀岳荘)

小早川達也ガイド
(大雪山トレッキングデスク代表)
(写真上)また木材を背負ってロープウエイからリフトへ。

前)西邨裕樹ガイド(MASH)
後)柳田和美ガイド(えぞっこ代表)

佐藤克實ガイド(HAS)
「御歳71歳、現役登山ガイド。」


柳田和美ガイド(えぞっこ代表)


越後谷彰ガイド
(アルパインステージ代表)
「知床のガイド山行を終わらせて、夜通し走って駆けつけてくれました。感謝!」

船生(ふにゅう)大悟君(ムーンフラワー)
「刮目せよ!この細い身体で最大重量担ぎ上げ組!」

小田克大ガイド(ノマド)
「こちらも今回最大重量担ぎ上げ組の1人。男は黙って56kg!」
(写真上2段)木材を抱えてリフトで更に上へ登る。
(写真左)
リフト終点で記念撮影!
ここから黒岳頂上1984mを経由して石室へ。
担ぎ上げの隊列が行く。


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